上田染谷丘高等学校 軽音・フォーク班

上田染谷丘高等学校 軽音・フォーク班

軽音班、フォーク班、別々の団体として活動していた二つの班が時代の流れにより統合。双方の名を冠した班名で活動を続けている。起源を記す文献は残されていないが、四半世紀以上の歴史を持つ県高文連軽音楽専門部主催の大会、Power Live(軽音楽系クラブ合同演奏会)、にはその初期から参加を続けており、県大会での優勝、そして全国軽音楽コンテスト、全国総文祭への出場も2度果たしている。班員数は毎年3学年合わせ70名から80名。バンド数も20を超えるのがここ数年の状況だ。練習室は3カ所あり、それぞれ機材も充実させているが、なかなか十分な練習時間を取れないのが現状である。そんな環境の中、自主的な練習を積み重ね、バンド毎に高みを目指す一方、縦のつながりを意識した「基礎練習」も重視し、各パートのスキルアップ、新入班員支援の体制も整えている。文化祭での発表の他、定期演奏会も年4回行い、「実践こそ最高の学びの場」を座右の銘に、これからも音楽と真剣に向かい合っていきたいと思いを一つにしている。

上田染谷丘高等学校 軽音・フォーク班 顧問の先生より

80人近い班員を抱える本校軽音・フォーク班ですが、3年生は遂に発表の機会を今年度1度も持てずに悔しい引退となりました。2年生はコロナ禍以前のライブ活動はあるものの、今年度は皆無。1年生は演奏の経験をできないまま練習を続けておりました。このように活動が極端に制限されてきた今年度、なんとか子どもたちに良い環境で演奏し、ライブの実践の場を与えてあげられないかと考えておりました。そんな時、「東御市文化会館サンテラスホール無観客配信動画コンサート」のご案内をいただき、後先も考えず手を挙げさせていただきました。収録当日は、何台ものカメラと気持ちの良い音響の中で、これ以上ない経験をさせていただきました。今回の経験をベースに、子どもたちは更に音楽の楽しさを感じ、一生音楽を続ける素地を高校生活の中で身につけていってくれると確信しています。東御市文化会館サンテラスホールスタッフの皆様、本当にありがとうございました。上田染谷丘高等学校軽音・フォーク班を今後ともよろしくお願いいたします。

それでは、私たちの演奏をどうかお楽しみください。

上田染谷丘高等学校 軽音・フォーク班 演奏曲

1学年 GLITTER「君に届け/flumpool」 

演奏曲紹介

「君に届け」は映画の主題歌としても有名なので多くの人に楽しんでもらえると思います。ラスサビからの盛り上がりに注目です。

収録をやってみての感想

 収録が一番目で緊張していたけど暖かい雰囲気で緊張が解けて楽しく貴重な体験もできて良かったです。

1学年 Color Palette 「愛を伝えたいだとか/あいみょん」

演奏曲紹介

声のトーンが高くなったり低くなったりする歌です。

収録をやってみての感想

初めて今回、自分たちの演奏を撮影するということになったので、緊張して練習通りに演奏ができないのではないかと心配していましたが、ミスなく何より楽しく演奏をすることができたので良かったです。とても良い機会になりました。

1学年 トマテコシード 「ア・プリオリ/Mrs.GREEN APPLE」

演奏曲紹介

この曲は内省的で聴く側の心をも抉ってくるような曲です!独特なリフと歌詞に注目してお聴き下さい!

収録をやってみての感想

無観客収録ということでいつもと違う雰囲気の中での演奏でした。とても緊張しましたがメンバー全員で楽しく演奏が出来ました!

1学年 OLION「タマシイレボリューション/Superfly」

演奏曲紹介

この曲でサッカーをイメージされた方もいらっしゃると思います。とても聴いてて楽しいし、テンションが上がる曲です。

収録をやってみての感想

大きなホールで演奏させて頂いたりカメラが目の前にあったりと緊張感がありました。この曲は非常にかっこいい曲なので楽しく演奏することができました。今回のようなライブはこれからもあるかどうかはわかりませんが、これからも楽しい演奏をお届けできたらなと思います。ありがとうございました。

1学年 azure「ブルーベリー・ナイツ/マカロニえんぴつ」

演奏曲紹介

ブルーベリーナイツは、各メンバーがそれぞれ輝ける曲です。
ギターソロやオシャレなメロディー、歌詞を聴いて欲しいです。

収録をやってみての感想

2回目の発表の場で、前回上手くできなかった所を、しっかりと挽回できました。
キーボードやギターソロはそれぞれ上手くできたのではと思っています!
これからはもっと曲の幅を増やし、azureの新たな可能性を見つけていきたいです。

1学年 Strongly-ant-Snapper「欲望に満ちた青年団/ONE OK ROCK」

演奏曲紹介

演奏曲はONE OK ROCKの「欲望に満ちた青年団」です。この曲はワンオクの中でかなり人気な名曲です。ストレートな歌詞がすごく勇気づけられます。キャッチーなギターフレーズや歌詞、ラスサビの盛り上がりなどに注目して聴いてみてください!

収録をやってみての感想

とにかく緊張しました。撮り直しを何回もしてしまったけれどメンバーそれぞれ頑張って演奏しました。
大きな会場は音の響きがいつもの練習場所とは全く違うので音の感覚を楽しむことができました。
今回は無観客配信ということでとても良い経験になりました。貴重な体験を糧にこれからも前進していきます!

1学年 No.Tune「ヒロイン/backnumber」

演奏曲紹介

冬のせつない片思いの曲を初の試みとしてバイオリンを導入して演奏しました。精一杯がんばったので楽しんで聞いてくれると嬉しいです!

収録をやってみての感想

無観客の中、PAさん達の協力のおかげで演奏をすることができてとても良かったと思います。緊張しているときに声掛けをしていただいたりアドバイスをくださったりしてくださったおかげで楽しんで演奏することができました。

2学年 Paradox「ホワイトアウト/reGretGirl」

演奏曲紹介

振られる瞬間からスタートするこの曲。沢山の後悔と葛藤がリアルに描かれています。軽快なリズムの中にある切ない歌詞に注目して聞いてください。

収録をやってみての感想

今まで収録という形で演奏した事がなかったので、緊張もありましたが、スタッフの皆さんが親切に声をかけてくださったおかげで、とても楽しい時間を過ごす事ができました。
また、自分達の音を演奏後すぐに聞く機会もなかったので、改善点なども明確になり、とても勉強になりました。
今回、コロナ禍という大変な時期でも、このような貴重な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました!

2学年 GLANZ「ソラニン/ASIAN KUNG-FU GENERATION」

演奏曲紹介

映画『ソラニン』の主題歌であり、二人の想いをつなぐ曲として作中では使われています。[永遠と思われた恋はいつしか別れを告げる。だが、その経験を経て、その先の未来に向かう]といった曲になっています!ぜひ最後まで聴いていってください。
注目ポイント:イントロは落ち着いた優しいメロディから始まり、そこからAメロ、Bメロと少しずつ盛り上がっていき、サビでそれを爆発させるような感じでたまりません!そしてラスサビで追い込みをかけるような所も見所です!

収録をやってみての感想

これまでにないほどいい経験をさせてもらいました。配信用ライブ動画の撮影なんてプロのミュージシャンしかできないイメージだったので、自分もその領域に足を踏み入れることができたんだと思いました。普通のライブと違い、周りにあるものが観客ではなく大きなカメラが4台で人に見られるとはまた違った緊張をしました。ただライブと違って1発勝負みたいなのと違い、自分たちが納得できる曲が演奏できるまで撮り直せるのは一つの利点でした。これによって、自分たちの最高のパフォーマンスを他の人に見てもらえる嬉しさは言葉にできません。新型コロナウイルスの流行で演奏の場がなくなってしまい、音楽へのモチベーションが上がらない中このような場で自分たちの演奏を見てもらうことができて、感謝が尽きません。協力していただいたスタッフの方々、顧問の先生、班長や班員のみんな、そして今まで支援してくれた両親に感謝しています。ありがとうございました!

2学年 BluE SKy「真赤/My Hair is Bad」

演奏曲紹介

この曲は男女の切ない別れの曲です。特にサビの部分が耳から離れない曲です!また、BluE SKyでしか表現できない部分もあるので楽しんで聞いてください!

収録をやってみての感想

初めての録画だったけど、録音ならではの緊張感の中で精一杯の演奏ができたと思います。個々に反省点はあったけど楽しく演奏できたので良かったです。

2学年 CYAN「光芒/Hakubi」

演奏曲紹介

「光芒」とは尾を引くような細い光の一線のこと。弱くても下手でも必死に生き続けていく、そんな歌詞から固い決意を感じられる曲です。最後の大サビの盛り上がりに注目してください。

収録をやってみての感想

久しぶりに大きなホールで演奏することができ、嬉しく思います。たくさんのカメラや照明に圧倒されましたが、おかげでかっこいいステージになったと思います。本当に楽しい時間でした。

2学年 astronauts「リッケンバッカー/リーガルリリー」

演奏曲紹介

アップテンポで疾走感のある曲です!

収録をやってみての感想

こんな時期だからこそ出来る貴重な体験をさせていただきました。とても楽しく演奏できたと思います。

2学年 Edelstein「ばらの花/くるり」

演奏曲紹介

くるりの代表曲です。この歌は明るくも暗くもなく、歌詞がとても不思議な感じで解釈がとても難しいですが、まさにその曖昧さがこの歌の魅力だと思います。この曖昧さを用いることで歌のキーワードである「旅」への期待や不安、寂しさなどが入り混じった絶妙な心境を表現しているのだと思います。

収録をやってみての感想

コロナ禍で活動が思い通りに出来ずにいた1年、今回配信という形で自分たちの演奏を披露をするということが出来たということが感謝の気持ちでいっぱいです。始まる前はとても緊張をしていましたが、スタッフの方々がとても丁寧で優しくステージに立った時は伸び伸びと演奏することが出来ました。今回の録音、録画という形は自分たちの演奏している姿や、音のアンサンブルが丸裸にされ、普段の演奏で気づかないこともしっかりわかりました。足りないことを埋めて残り僅かの班活動頑張っていきます。ありがとうございました。

撮影日:令和3年1月30日、31日