長野興農株式会社プレゼンツ第105回サンテラスロビーコンサート「トロンボーンの豊かなハーモニーでお届けする名曲の数々」。
1月11日東御市文化会館ロビーにて開催されました。コンサートとは別日にホールで収録した動画がご覧いただけます。

プロフィール
【おらほトロンボーンズ】
2019年、台風19号により大きな被害を受けた長野の復興のために企画された『がんばろうナガノ!チャリティーリレーコンサート』のために結成された、長野県、特に上小地区にゆかりのあるプレイヤーによるトロンボーンカルテット。

奥村 晃
東御市出身。東京藝術大学卒業。第8回日本管打楽器コンクール入選。第14回日本管打楽器コンクール第1位、および文部大臣賞、東京都知事賞を受賞。東京シティフィルハーモニック管弦楽団を経て、新日本フィルハーモニー交響楽団に入団、首席奏者等を歴任し2024年退団。現在はトロンボーン奏者としての活動のほか、指導者として、指揮者としても精力的に活動中。『エマーノンブラスクインテット』トロンボーン奏者。尚美ミュージックカレッジ専門学校講師。
https://www.instagram.com/kohbone0918

奥村 尚美
国立音楽大学卒業。第39回下八川圭祐記念高知音楽コンクール第2位入賞。第3回、第6回クァルテットコンクール・イン・ジパング第4位入賞。ミラノ・スカラ座、ボローニャ歌劇場、トリノ王立歌劇場、ロイヤル オペラ ハウス、ブロード ウェイミュージカル等の日本公演に参加。これまでに、箱山芳樹、神田めぐみ、三輪純生、小田桐寛之、呉信一、Randall Hawes各氏に師事。Ensemble NOVA、Trio Aubeメンバー。東京女子管弦楽団首席トロンボーン奏者。
https://www.instagram.com/hisamibone

今井 裕太
長野県上田高等学校を経て、東京音楽大学を卒業。2022年度東京音楽大学甲種給費奨学生。第39回ヤマハ管楽器新人演奏会金管楽器部門出演。セイジオザワ松本フェスティバル2023年にて、子供のためのオペラに出演。 これまでにトロンボーンを奥村晃、古賀慎治、呉信一、栗田雅勝、岸良開城の各氏に師事。 Trombone Quartet Beeeeans、Brass Quintet Blanche、NAGANO12各メンバー。
https://shinshu-otonowa.studio.site/artist/imaiyuta

古市 樹
長野県上田市出身。長野県小諸高校音楽科卒業後、武蔵野音楽大学にて研鑽を積む。第23回大阪国際音楽コンクール Age-G管楽器部門で入賞するなど、多数のコンクールで入賞を果たす。今までにバストロンボーンを井上順平、黒金寛行、棚田和彦、早川潔の各氏に師事。その他海外の著名プレイヤーのマスタークラスを多数受講。フリーランス奏者として東京を中心に活動を展開中。椿音楽教室講師。LIVE配信事務所 [株式会社Neo] 所属。 https://lit.link/tatsukiboneroom20
演奏動画
【アヴェ・ベルム・コルプス/W.A.モーツァルト(arr. 奥村晃】
モーツァルトの晩年の作品で、病気療養中の妻の世話をしてくれた合唱指揮者アントン・シュトルに捧げられた曲です。今回はテナートロンボーンとバストロンボーンによる、男性声域によるアレンジになります。
【上を向いて歩こう/中村八大】
坂本九さんの歌で大ヒットした国民的歌謡曲です。『スキヤキ』というタイトルで諸外国でもカバーされています。今回は原曲の雰囲気を踏襲しつつ、トロンボーン4人全てにメロディーがいくようアレンジしました。
【ソナタ/D.シュペール】
シュペール(1636-1707)はドイツバロックの作曲家で、トロンボーンのための作品を多く残しています。和音の美しさと共に、細かなパッセージの掛け合いもこの曲の魅力と言えるでしょう。
令和7年1月10日