株式会社協立商会プレゼンツ第4回ピアノシリーズ ピアノとヴィブラフォン「2つの鍵盤が織りなす、冬の音ギフト」12月14日東御市文化会館ロビーにて開催されました。コンサートとは別日にホールで収録した動画がご覧いただけます。
プロフィール
【ヴィブラフォン・マリンバ:YUKARI】
長野県出身。東京音楽大学打楽器科卒業。 10歳からマリンバを始める。第11回KOBE国際学生音楽コンクール第2位、第11回JILA音楽コンクール第3位。大学ではクラシックを学び、卒業後、ジャズヴィブラフォンに魅せられ、日本を代表するヴァイビスト赤松敏弘氏に師事。現在、フリーの音楽家として東京・長野を中心に、ヴィブラフォン・マリンバ奏者として全国各地でコンサートやライブを行う。都内近郊のジャズライブハウスを中心に自身のカルテットやデュオ等でライブ活動を行っており、2019年7月にジャズ専門誌『ジャズ批評』要注目ミュージシャンとして紹介され、20年4月には参加した信州ジャズ民のアルバム「ジャンゴ/異彩トリオ」がジャズ専門誌『JaZZ JAPAN』Vol-115号のTOPICSで取り上げられた。オリジナル作品の作曲にも積極的に取り組み、2021年3月自身初のリーダーアルバム「Sparkling Eyes」を発売。また、学校の芸術鑑賞や企業のパーティーなどでの演奏、また後進の指導も行い、精力的に活躍の幅を広げている。
WEBサイト https://yukarivib.wixsite.com/mysite
【ベース:藤巻 良康】
⾧野県埴科郡坂城町出身。上田高等学校、中央大学経済学部国際経済学科卒業。高校よりエレキベースを、大学よりウッドベースを始め、大学卒業と同時にプロベーシストとしてのキャリアをスタートさせる。都内ジャズクラブでの演奏を中心に行いながらロックやポップスのアーティストのツアーサポート、レコーディングなどにも携わる。’05 ラテンバンドにてキューバ、ニューヨークツアーを行い、バンボレオ、ジミー・ボッシュなど現地のラテン・ミュージシャンと共演。’06 ニューオリンズにてシャーメイン・ネヴィルなど現地のミュージシャンと共演。’07 インドにて現地ミュージシャンとセッションを重ねる。以降、日本でも在日キューバ人やペルー人リーダーの多国籍のサルサバンド、ラテンバンドに多く所属し、ロスバンバン、ユムリ・イ・ス・エルマノス、グルーポ・シンコ、アンサンブレ、ヴィクトル・ディアスなど海外の有名バンドやアーティストの来日ツアーのサポート、オープニングアクトを数多く務める。ジャズ、ポップス、スタジオワークの分野でも吉田次郎、エリックミヤシロ、奥村晶、小池修、多田誠司、近藤和彦、平山サンペイ、中路英明、布川俊樹、齋藤純、深井克則、二村希一、川村裕司など、日本を代表するミュージシャンと共演を重ねる。また、文化庁の子供舞台芸術鑑賞体験支援事業にも携わっており、ジャズバンドやバイオリンカルテット、サーカスとのコラボバンドなどで全国の小学校の芸術鑑賞会に毎年数多く出演。’24 2 月にピアニスト眞間麻美(しんまあさみ)と、2 人のオリジナル曲を収録したミニアルバム「つむぎ・つがい」を発表し、売り上げの全額を能登半島地震の義援金として寄付する。また 7 月に同 2 曲を含むオリジナル曲全 8 曲入りの CD「インプレッション」を発売。現在の主な所属グループ、サポートアーティストは、ケイ・グラント、reika trio、カオリサンペイ・プロジェクト、⾧さゆりカルテット、福井ともみ軽井沢トリオなど。
【ピアノ:飯島 瑠衣】
神奈川県出身。4歳よりピアノを習い始める。 16歳頃、父親が持っていたOscar Petersonのアルバム”Canadiana Suite”に感銘を受け独学でジャズを始める。洗足学園音楽大学音楽学部ジャズコース卒業。ピアノは蟻正行義氏に師事。ハウステンボスクルーズの長崎〜上海間を運行していたクルーズ船”オーシャンローズ号”での演奏(2012年)やハウステンボスでのパフォーマンス(2014年)、ハウスバンドでの演奏経験などから培った経験より、ジャズ以外でのレパートリーも幅広い。 2014年7月23日 リーダーユニットundercurrentにて1st album “Prelude”をundercurrent recordsよりリリース。 2016年3月 テレビ朝日「松本清張ドラマスペシャル 黒い樹海」(2016)に演奏者として出演。 2023年12月 内閣府迎賓館赤坂離宮の夜間公開ジャズコンサートに出演。現在都内を中心にジャズ・ラテン・ポップス等で活動中。絶賛稼働中のリーダーのピアノトリオがある。ウェディングやパーティーシーンでの演奏経験も豊富にありお客様の要望に合わせてプロデュースも行う。中学時代から現在まで慣れ親しんでるフルートでのレコーディング・ライブ出演・パーティー演奏経験もある。
<飯島 瑠衣>
YouTube https://www.youtube.com/@ruistyle0119
X https://x.com/rui_iijima
演奏動画
【ルパン三世のテーマ’80】
言わずと知れた国民的アニメのオープニングテーマです。作曲はジャズピアニストの大野雄二さん。ルパン三世のテーマは年代によって様々なアレンジがありますが、今回はヴィブラフォンのYukariさんをフィーチャーして80年のバージョンを採用しました。ジャズのベースといえばこれ、というウォーキングベースのスウィングのリズムにヴィブラフォンのメロディ、ピアノのお洒落なジャズらしいハーモニーがとても印象的なアレンジとなってます。
またベース、ヴィブラフォン、ピアノの三者三様のアドリブパートも聴きどころですので、そちらも楽しんで頂けたら嬉しいです。
【YUKARI オリジナル曲メドレー 〜Proceed、Sparkling Eyes〜】
YUKARIオリジナル2曲をメドレーにしました。
「Proceed」
うまくいかないことがあったり、壁にぶつかったりした時に、目標に向かって努力する道のりが一番大切なことなんだ!と自分を元気つけるテーマソングです。
「Sparkling Eyes」
自身の1stアルバムのタイトル曲。人は自分の好きな人の事や大切な思い出を語る時には目をキラキラと輝かせ、受け取る方もその瞳に惹き寄せられて聞き入る。そんな優しい人間関係の橋渡しになったらいいなと思いながら作った曲。
YUKARI WEBサイト https://yukarivib.wixsite.com/mysite
【Spain】
1972年に発表されたジャズピアニストのチックコリア作曲のスタンダードナンバーです。 チックコリアは2021年に惜しくも亡くなってしまいましたが、1960年代にデビューして以来数々の名曲を発表し続けた彼のキャリアの中でも1番の代表曲といってもいいのではないでしょうか。 実際、私たちのライブでもリクエストが多くかかる曲の1つで、ミュージシャンだけでなく世界中のジャズファンに愛されている1曲です。 ラテンのリズムに哀愁のあるメロディ、スペインのフラメンコを彷彿とされるユニゾンパート、それに続くアドリブパートと聴かせ所が多く、演奏者もお客様も一体となって盛り上がれる展開の曲となっているため、ライブの最後の曲やアンコールなどで演奏される場面が多い曲でもあります。今回はヴィブラフォン、ピアノ、ベースのトリオというドラムがいない編成での演奏となっております。私たちが実際合わせたのは収録日当日のみでしたが見事1番最初のテイクが採用されました。ファーストテイクならではの緊張感、ライブ感も含めて楽しんで頂けたら幸いです。
【What A Wonderful World】
作詞作曲はジョージ・ダグラス、ジョージ・デビット・ワイスです。 1967年のルイ・アームストロングの楽曲としてリリースされました。多くの方にカバーされ、また2020年東京パラリンピックの閉会式では聖火納火時のフィナーレとして使用されるなど、国際的なイベントでも多く登場する楽曲です。平和な世界に願いを込めた楽曲として広く知られており、演奏するものや聴くものをどこか別の世界に導くような楽曲です。今回は自分らしく後付けしたセクションやコードワークをつけてみました。皆様にとってこんなバージョンも素敵だねと言っていただけたら幸いです。
<飯島 瑠衣>
YouTube https://www.youtube.com/@ruistyle0119
X https://x.com/rui_iijima
令和6年12月13日