Presented by長野興農
第95回サンテラスロビーコンサート 夏の終わりのハーモニー ヴィオラとピアノのマチネ
ヴァイオリン・ヴィオラ:田中美恵子 ピアノ:細井美来
長野興農株式会社プレゼンツ第95回サンテラスロビーコンサート「夏の終わりのハーモニー ヴィオラとピアノのマチネ」。9月11日東御市文化会館ロビーにて開催されました。コンサートの様子を収録し、その一部がご覧いただけます。
収録をやってみての感想
無観客だった数年前の収録に比べて、ご来場いただいたお客様の息づかいや拍手に助けられた演奏会(収録)になりました。
生の演奏会の素晴らしさを与えてくださったサンテラスホールの皆々様に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
プロフィール
ヴァイオリン・ヴィオラ 田中美恵子
長野県上田市出身。長野清泉女学院高等学校、武蔵野音楽大学器楽学科ヴィオラ専攻卒業。NTT長野新人演奏会をはじめ、県内外の主要オーケストラ、室内楽、ソロ演奏者として数々のコンサートに出演。ギタリストの尾尻雅弘プロデュースによる”軽井沢アマデウスバンドで2016年にはモーツアルトの『魔笛』、2020年にはビートルズのナンバーを収録した『ビートレリアナス』をCDリリース。クラシックのみならずジャズ、ポップスなどクロスオーバーな音楽をヴァイオリン、ヴィオラでサポート。東北信のコンサートホールによる音楽育成事業、協議委員、後進の指導も務める。軽井沢ファミリーオーケストラ弦楽器トレーナー、ensembleNOVAヴィオラ奏者、日本クラシック音楽コンクール審査員、U演奏家協会会員。これまでにヴァイオリンを室谷高廣、ヴィオラを磯良男、故ウルリッヒ・コッホの各氏に師事。現在、東御市文化会館自主文化事業の『サンテラス出張出前コンサート』に出演中。
ピアノ 細井美来
4歳よりピアノを始める。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学演奏学科を経て桐朋学園大学院大学修士課程修了後、軽井沢へ移住。第10回ちば音楽コンクール入賞。桐朋学園大学卒業演奏会に出演。第17回市川市文化会館新人演奏会オーディション最優秀賞受賞、新人演奏会出演。第16回吹田音楽コンクールピアノデュオ部門入賞。重要文化財旧三笠ホテル創立100年記念コンサートや、軽井沢大賀ホールでの「はじめの一歩コンサート」「3.11チャリティーコンサート」「ショパン国際フェスティバルインジャパン」などに出演。これまでにピアノを加藤伸佳、岩崎淑、三上桂子、中井恒仁の各氏に、室内楽を、岩崎洸、藤原浜雄の各氏に師事。佐久市在住。演奏活動や後進の指導にあたる。
動画を視聴される皆様へ
沢山のことを経験した中で、こうして音楽に向き合える時間がとても尊い収録となりました。いちプレイヤーがこんなことをしている!と傍観して頂ければ嬉しいです。
今後の抱負
最近、減額四重奏やピアノ五重奏などの室内楽も演奏を再開しました。小オーケストラとも呼ばれるアンサンブルを、クラシック以外の楽曲でも演じていけたらと思います。
演奏曲
愛の挨拶(エルガー)
兼ねてよりヴァイオリンとヴィオラでは演奏してきたナンバーですが、改めて家族や友人を思って選曲しました。エルガーもそうであったように支えてくれる人に感謝の気持ちを込めました。
夢のあとに(フォーレ)
さまざまな楽器でカバーがなされている曲ですが、どこか憂いを持った音型や一つ一つの音に対するフォーレの想いがいつかの自分に重なります。ヴィオラの中低音の良さが伝わると良いなと思います。
ジュピター(ホルスト)
何度となく演奏している曲ですが今年の春、とあるオーケストラで組曲惑星を抜粋で演奏した際に木星(ジュピター)の良さを再認識しました。未知なる惑星の星の一つでもある地球を客観的に見れた(聴けた)、ちっぽけな自分が愛おしくなりました。壮大なスケールとは程遠いですがお聴き頂けましたら幸いです。
撮影日:令和4年9月11日