第72回ピアノのゆふべ

Presented by 株式会社協立商会 
第72回ピアノのゆふべ
大切な人へ、愛を込めて

株式会社協立商会プレゼンツ 第72回ピアノのゆふべ  ピアノ依田ひとみさんのコンサートが8月19日東御市文化会館で開催されました。
コンサートで演奏した一部の曲がご覧いただけます。

依田 ひとみ プロフィール

ピアノ 依田 ひとみ

長野市出身。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部を卒業。ウィーン私立音楽大学にて2年学び、帰国。ジュニアクラッシック音楽コンクール審査員賞、アールンピアノコンペティション総合全国大会第4位。これまでに松橋千恵、柄沢一代、山田えり子、甘利真希子、玉置善己、Michael Krist、Jan Jiracek von Arnim、Johannes Kropfitsch、Doris Adam各氏に師事。 
東御市文化会館ロビーコンサートや八十二銀行ロビーコンサート、松代文化ホールワンコインコンサート、長野市芸術館主催によるランチタイムピアノコンサート、加藤晃プロデュースのピアノ・チクルス「青春のショパン」「モーツァルト」等に出演。 
現在は演奏活動を行うほか、後進の指導にもあたる。 


動画視聴者へ伝えたいこと

ピアノのゆふべに出演させて頂くのは2回目となりましたが、今回は収録があるということでまた様子も変わり、沢山の方々にご協力頂きました。本当にありがとうございました。 そしてお時間を割いて聴きにいらして下さった方々、ありがとうございます。 皆様のおかげで私自身とても楽しく演奏させて頂きました。 カメラもマイクも沢山、どんな動画になるんだろう…と、とても楽しみにしておりました。 動画を見て下さる方にも楽しんで頂けたら嬉しいです。

演奏曲

月の光 ドビュッシー

印象派を代表する作曲家、ドビュッシーによる「ベルガマスク組曲」は、初期から作曲されており、完成までに15年ほどかかっているそうです。 フォーレをはじめ、様々な作曲家の影響を受けて作られた組曲でもあります。 3曲目の月の光は、組曲4曲の中でも特に有名かと思います。 「感傷的な散歩道」のタイトルだったものが、後に「月の光」になりました。 名前の通り静かでとても美しい曲です。

舟歌 ショパン 

ショパンの曲の中でも晩年の作品であり、技術、表現の面で難易度の高い曲となっています。 「バルカローレ」はヴェネツィアのゴンドラ漕ぎの歌に由来するといわれており、船に揺られているかのような8分の6拍子のリズムで曲は進んでいきます。 ショパン自身の言葉で「これは自分自身を表した曲だ」という言葉が残っています。 今でこそ演奏されることが多い曲となっていますが、ショパン本人が人前で弾くことはあまりなかったようです。

間奏曲 Op.118-2 ブラームス 

全6曲からなるこの作品118の小品はブラームスが亡くなる3年前に書いた曲であり、存命中に出版された最後から2番目の曲です。クララ・シューマンに献呈されています。 晩年の作品ということで、ブラームスらしい美しいメロディーと、重厚感のある曲となっています。2番は単独で演奏されることも多く、人気のある曲です。

撮影日:令和4年8月19日