【ロビーコンサート】ヴォルーナトリオ
無観客配信動画コンサートの終えて感想
ご縁あってサンテラスホールの無観客配信コンサートに参加させていただきました。コロナ禍でお客さんを入れてのコンサートが難しいということでこのような工夫を凝らしたコンサートを企画くださったサンテラスホール関係者の皆様に心より感謝申し上げます。トリオで演奏動画を収録するというのは初めての経験でした。コンサートでは泣いても笑って本番1回きり。撮り直しが効く収録はどこまでも音楽を突き詰めることができますし、皆が納得いく着地点を決めるのが難しかったです。演奏が上手くいっても、裏で茶碗?が割れるハプニングがあったり…(笑)
お客さんを目の前にするコンサートとは全く違う緊張感がそこにはありました。また映像としての魅せ方、立ち位置、照明、 ドレスの色 、譜面台の角度まで、舞台芸術も存分に学ばせていただきました。貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。
ヴォルーナトリオ プロフィール
ピアノ:小林 亜矢
長野市出身。3歳よりピアノをはじめる。
武蔵野音楽大学附属高等学校を経て、武蔵野音楽大学器楽学科ピアノ科専攻卒。
1997年 第21回日本ピアノコンクール中級1Aの部全国大会にて第1位受賞。
2011年 第5回北信越ピアノオーディション指導者部門において優秀賞及び長野市長賞を受賞。日本ピアノ研究会より、2013年度・2015年度優秀指導者として認定される。
これまでに金子由美子、稗方瑞子の各氏に師事。現在、長野市内にてピアノ教室を主宰。
長野県若手芸術家支援制度ネクスト所属演奏家。
ヴァイオリン:宮下 朱里
長野市出身。3歳よりヴァイオリンをはじめる。1997年日中友好協会演奏団のメンバーに選抜され訪中。明治学院大学文学部芸術学科音楽専攻卒。国際スズキ・メソード音楽院卒。チューリッヒ芸術大学・ハンブルグ音楽大学マスタークラス修了。
これまでに宮下理恵、豊田耕児、館ゆかり、鈴木裕子、Wendy Enderle、Japp Ziji、Anator Yaroshの各氏に師事。
現在、長野市七瀬にてヴァイオリン・ヴィオラ教室を主宰する。リトミック研究センター上級指導員。幼稚園・保育園のためのリトミック一級指導員。長野県若手芸術家支援制度ネクスト所属演奏家 。
チェロ:塚尾 桃子
上田市出身。6歳よりスズキ・メソードでチェロを始める。
新潟大学教育人間科学部芸術環境創造課程音楽表現コース卒業、
同大学選抜による第3回Home Coming Concertに出演。その後国際スズキ・メソード音楽院卒業。第3回佐久市フレッシャーズコンサートに出演。
これまでに北沢加奈子、宇野哲之、江口心一、林峰男の各氏に師事。現在スズキ・メソードチェロ科指導者として後進の指導にあたる傍ら、ソロ、室内楽等の演奏活動も積極的に行っている。
ヴォルーナトリオ 演奏曲
ハンガリー舞曲第6番/ブラームス
ドイツの作曲家、ヨハネス・ブラームスによる作品。全21曲から成る舞曲集で、ハンガリーの民族舞曲のひとつであるチャールダーシュを編曲して作られたものです。
今となってはオーケストラの演奏でおなじみですが、原曲はピアノの連弾曲として発表されました。情熱的でカッコいい曲調で有名な第5番に次ぐ第6番は、明るく華やかなメロディーが特徴的。ゆったりと優雅なように見えてテンポが大きく揺れ動くので、3人の息を合わせるのが難しい曲ですがピッタリと合わせて演奏します。その辺りも含めてご拝聴ください。
愛の挨拶/エルガー
イギリスの作曲家、エルガーの名作。ピアノ教師を務めたことで出会った、アリスという年齢も身分も高い女性のハートを射止め、婚約の記念に贈ったラブレター的な『愛の挨拶』。ヴォルーナトリオのコンサートでは、一番最初にお客様へのご挨拶がわりに演奏する、定番の一曲です。
撮影日:令和3年3月5日