【Special】物井光太朗クインテット

【Special】物井光太朗クインテット

物井光太朗クインテットより

今回、お声がけ下さり、改めて社会における音楽の意義や必要性を見出させて下さった東御文化会館Js文化フォーラムのスタッフの皆様には大変感謝しております。 当日は充分な感染症対策の下で、私たちが演奏しやすい自由で明るい雰囲気作りと、確かな段取り、細やかなフォローをして下さり、おかげさまで私たち物井光太朗カルテットも持てる限りの最高のパフォーマンスができたと自負しております。 私たちの演奏を聴いて、少しでも緊張した心がほぐれて、自由な想像の世界に想いを馳せて頂けたら大変嬉しいです。 またいつか、今度は皆さんの前で演奏できる日を心待ちにしてます。 その日がくるまでどうかお元気でいて下さい。最後まで聴いて下さり、ありがとうございました!

物井光太朗クインテット メンバープロフィール

物井光太朗【モノイ コウタロウ】(サックス)

東邦音楽大学卒業。’08韓国群山にてサックス公開講座とコンサート開催。’13 1stアルバム「Open The Door」をリリース。ウィークリーJazzセールスチャートにて1位獲得し、収録曲がTV番組、ラジオ放送にて多数使用される。レコーディングにも多数参加し、’16キリン&ディズニーコラボレーション商品(午後の紅茶無糖)において、サックス演奏を担当。演奏活動の他にも、ヤマハ講師としても活動し、小学館ビッグコミック連載の人気漫画「ブルージャイアント」の公式ホームページでのサックス企画での講師を担当。またレスリング吉田沙保里さんのサックス指導も行う。

後藤貴徳【ゴトウ タカノリ】
(ギター)

ギターエフェクターメーカーOvaltone社製ディストーションペダル「GD-013」開発に携わり、TVドラマやアニメ、ゲームのレコーディング、作曲、編曲、レッスン等、様々な分野で活躍している。主な参加作品 ゲーム:アイドルマスター、NieR、エースコンバット、太鼓の達人、大乱闘スマッシュブラザーズ3DS、初音ミク、塊魂、鉄拳、リッジレーサー、ソウルキャリバー、ヴィーナス&ブレイブス、のびのびBOYなど。アニメ:響け!ユーフォニアム2、アイカツ!、這いよれ!ニャル子さん、涼宮ハルヒの憂鬱、らき☆すた、かんなぎ、セキレイ、黒執事、Working!!、学園黙示録、スタードライバーなど。
TVドラマ:真夜中のパン屋さん、マネーの天使など。

川治恵美【カワジ エミ】
(キーボード)

7歳よりクラシックピアノを学ぶ。国立音楽大学教育学科ピアノ教育専修を首席で卒業。卒業後、様々なアーティストのサポートや舞台演奏、ゲーム音楽などにおいてキーボード、シンセサイザーなどの鍵盤楽器を担当。東京と埼玉でピアノ教室を主宰。

加藤克樹【カトウ カツキ】
(ドラム)

大学卒業後、一般企業に就職。その後、財団法人ヤマハ音楽振興会ドラム科講師試験に合格し、プロドラマーに転向。以後都内ライブハウスを中心に自身のバンドやサポートメンバーとして演奏活動を精力的に行う。ヤマハ音楽教室では、10代から80代まで幅広い層に支持を受ける人気講師。

藤巻良康【フジマキ ヨシヤス】
(ベース)

’77長野県埴科郡坂城町出身。上田高校在学中よりエレキベースを始め、中央大学入学を機に上京。大学卒業と同時にプロとしてのキャリアをスタートさせる。’21現在までの主な活動は、NHKBS番組「アーカイブス」の主題歌録音、NHK教育番組「どんとこい民謡」での民謡歌手、小湊美和のサポート演奏、NHK番組「ひるとくプラザ」にて堀内みちよ、汐入きよ、Yoko、Mustumiなど、さまざなアーティストのサポート演奏。キューバ海外演奏にてバンボレオなどの現地ミュージシャンとの共演、ニューオリンズにてシャーメイン・ネヴィルとの共演、銀座十字屋ホールにてオペラ歌手ヴィクトル・ディアスのサポート演奏、サックス奏者物井光太朗、ヴァイオリニストTsumuzi、二胡奏者高山賢人のCD参加など、ジャンル、形態問わず幅広く活動する。エレキベース、ウッドベースを納浩一氏、クラシック奏法を岩木春樹氏、ラテン奏法、クラシック和声、作編曲を深井克則氏に師事。 

物井光太朗クインテット 演奏曲

「Sense Of Wonder 作曲 物井光太朗

生物学者レイチェル・カーソン著「センスオブワンダー」。自然環境教育のバイブルと呼ばれる本。 2020年冬~初夏へダイナミックに変化する季節、stay home生活を送る日々に大事なことを沢山発見しました。 風の匂いや草花の成長、躍動し始める鳥や虫、降り注ぐ陽ざし、そして家族への思いや離れて暮らす家族や友人、仕事仲間に思いを馳せました。 あたりまえの日々とは?自然が作り出す営み、人々が紡いでいく社会。 これからも先も、季節の移り変わりに喜び、人々と何かを作り出せることに感謝し、星空に感動する日々が戻りますように。 自然や人の想いを感じられる力が失われないよう希望を込めて演奏しました。 もちろん今回、我々の前には聴衆がいません。 どんなに力強く吹いても良い演奏が生まれても、客席に笑顔や「イエィ!」といった掛け声もありません。 それでも、我々の精一杯の音楽を沢山の方に届けようとしてくれる撮影録音照明スタッフの方々やホールを運営される方々。そんな明るく真摯な姿に支えられて演奏していると、「これは間違いなく良い音楽が届くだろうな」と感じました。音楽に合わせた照明、気持ちよく演奏できる音響、本人より2割増しでカッコ良く撮影してくれるカメラワーク! 今回はオンラインでのお披露目でしたが、次は皆様と直接お会いできる日を心より、人生でこれほど願ったことがないほど楽しみにしています。 ご視聴ありがとうございます!

「The Past Can Be Changed 作曲 藤巻良康」

去年の初めから、2021年になった今もなお世界中に蔓延している新型コロナウィルスにより、今までの生活は一変しました。私たち音楽家も自粛生活の中で、自分達の活動の意義、意味をより深く考える事になりました。 ウィルスにより沢山の方々が犠牲になり、感染がどんどん広がり、目に見えない恐怖が広がっていく日常の中で、医療、介護、ライフラインを懸命に支えてくださった方々、自粛生活を余儀なくされた方々、今までの自分たちの生活では直接関わる事が少なかった、様々な立場の方々の意見に耳を傾け、理解を深めようとした1年間でもありました。今まで当たり前と思っていた日常が当たり前ではなかった事、自分が気がつかなかった所で沢山の方々に支えられていた事に気がつかされました。 「過去は変えられる」 そうした中で、この言葉に出会い、この1年間を無駄にしない為に、新しい一歩を踏み出せるように、過去の辛い思い出も前向きな思い出に変えられるように、そんな気持ちで、タイトルから着想を得て作った曲です。 Aメロのマイナー(短調)の曲調から、Bメロの転調と、気持ちを奮い立たせるかのようなメロディの跳躍を経て、サビ部分へと向かっていきます。サビ部分は、前に進むという強い気持ちをメロディとコード進行に乗せてみました。 全体的にはブラジルのボサノバの音楽の明るいリズムと、どこか哀愁のあるコード進行を軸に作りました。 サックスの物井さん、ギターの後藤さん、キーボードの川治さんの素晴らしいソロを経て、再びテーマのメロディーに戻り、最後の加藤さんのドラムソロパートは、パルチードアルトという、ブラジルの力強いリズムを用いて、今を強く生きていくという気持ちを表現しましたが、歌詞のない、インストルメンタルの音楽なので、僕の思いとはまた違った、聴いて下さる皆さんが、自由な発想や想像を巡らせて聴いてもらえたらと思います。

「Comfortable 作曲 後藤貴徳」

この曲は、15年ほど前にドラマーとスタジオでジャムセッションした際に出来た曲で、今でも様々なバンドで演奏しています。その時に題名も決めました。「心地よい」という意味の題名になっておりますが、演奏者としてはキメが多く、熱くなってしまう傾向の楽曲です。 今回の無観客コンサートをやってみて、まず会場に到着した時に、大変広く立派なホールで、撮影機材や照明も本格的でとても驚きました!更に当日お世話になったスタッフの方々も、凛とした緊張感を持ちつつも、ミュージシャンに対して、とても和やかに接してくださるとてもいいバランスの雰囲気を作って頂き、大変気持ちよく演奏させて頂きました。また是非ともご一緒させて頂けたらと思います。ありがとうございました!

「Emerald 作曲 川治恵美」

スウィング調の明るい曲です。緑色が好きなのと、エメラルドが自身の誕生石なのでタイトルをつけました。コードチェンジしながら同じモチーフを繰り返す箇所がいくつかありますが、ひとつの宝石を様々な角度や、場所を変えてみたときの輝き方や色彩の違いを意識しました。 アドリブは3つのシーンに分け、今回私は導入の箇所を担当しましたが、自分で作っておきながら、なかなか難しかったです笑。エンディングは緊張感を保ったまま潔く終わります。
現在、数年前には想像もできなかった事が世界中に起きています。改めて、人生本当に何が起こるか分からないですね、自身の日々の小さなイライラや悩み事が本当に小さなものだと感じ、今生きていられることを感謝しなければならないと思うばかりです。いろいろ考える時間も増えました。健康に勝るものはない!という事で、食事や睡眠の改善に努めています。運動も少しずつ…。「オンライン」もこの1年で需要が増え、今後も進化し続けていくと感じます。バンドメンバーとも互いに協力し合い、情報交換をしながらコンサートに向けて準備してきました。そして、再び集まって演奏出来た事がとても嬉しいです。
今回のコンサート業務にご尽力くださったスタッフの皆様に感謝申し上げます。楽曲ごとにイメージに合った照明をあててくださったり、カメラワークも工夫してくださいました。小さなライブハウスで演奏するアットホームな雰囲気も良いですが、多くのプロの舞台技術スタッフさんたちと作り上げるステージも緊張感があり、とても楽しかったです。コロナ禍であっても明るく前を向いて音楽を続けていこうと思えるきっかけをいただきました。また、多くのお客様に楽しい時間をお届けできるよう、希望を持って頑張っていきたいと思いました。ありがとうございました!

「入り40分前渋滞! 作曲 物井光太朗」

我々音楽家がコンサート会場やライブハウスなど仕事場に集まる時間を『入り時間』と呼んでいます。 その入り時間の40分前、車で向かっている途中、目の前は渋滞!動く気配はあるような無いような、、、。先方に遅れる旨を伝えておいた方が社会人として適切なのか、いや、まだ40分あるし、サラッと間に合って現地で平然としていられるかもしれないし。。 そんなモヤモヤした状況で作った曲です。実話かどうかは伏せておきますね。 この曲は我々、物井光太朗クインテットがライブやコンサートで最後に演奏する曲です。 何度も会場に来てくれる方、初めて我々の音楽に接してくれた方、演奏していて聴衆の皆が笑顔になる様子をいつも見てきました。 そんな皆様の笑顔も現在のコロナで随分とご無沙汰になってしまいました。本当に寂しいものです。 今回の収録でも当初予定に入っていない曲だったのですが、収録が順調に進み、「そうだ!入り40分も収録しようよ」という話に。 収録時はもちろん無観客のサンテラスホールでしたが、演者もスタッフも俄かに熱を帯びました。 まるで会場には満員の聴衆がいて、盛り上がったライブのアンコールをお届けしているかのような、”LIVE”な空間になりました。 是非、演奏、カメラワーク、照明、サウンドから感じとってみてください。この動画を作った全ての人がこの数分間を心から楽しんでいます。 そして今度は皆様に直接音楽をお届けできる日が来ることを心から願っています。お会いできる日を楽しみにしています!

撮影日:令和3年2月17日

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